雛瀬夜架の感想綴り帳

漫画を読んだ感想等を主に書いていきます。

まちカドまぞく感想(きららキャラット2018年5月号)

 おひさです。雛瀬です。

 まちカドまぞくの感想をふせったーで呟こうと思ったのですが、読み返してるといろいろ言いたいことが出てきて量が増えそうだったので、ならばいっそブログにしてしまえ、ということでこの記事を書いています。

 

 まだ読んでない人はネタバレにご注意を。

  今月のまちカドまぞくはセンターカラー&2本立て。読者にとってはうれしい限りです。

 一本目はセンターカラー、ついに長かった夏休みも終わりを迎えました。トビラでは早速ミカンさんの新制服姿がお披露目です。似合ってますね。そういえば桃の制服姿というと今は黒いですしその前もクリーム色のパーカーを羽織っているイメージが強いのでシャミ子やミカンとはおそろいになったことはない気がします(要確認ですが)。

 p110の左、ミカンのリボンにそんな秘密があったとは……これお団子も一緒に移動してるんでしょうか。あと3コマ目でさりげなくミカンちゃん人形を持っていますね。さすがに抱っこはしてませんけど(それはそう)

 p111の右1コマ目、シャミ子がアイドルうちわを持っているの、完全にシャミ子が棒の辞書定義を忘れていますね……その方が使い勝手はいいので何も問題ないですが。……いえ、おばかだなんて何度読んでも言ってませんよ?

 時々出てくる小倉さんもいい味出してますね。ごせんぞうを改造するの、ごせんぞう的にはレッドカードではないんですかね……結局退場してますけど(笑)

 そして今月はミカンの新制服に加えて、いづも先生もTwitterで言及されてるように冬服もお披露目されてますね。冬服とは関係ないですが、杏里ちゃんの付けてる新入生のバッジ(?)をみて、はまち賞を思い出しました。

 2本目はいよいよ体育祭の準備。ちよももがタスキ縫いだったりペンキ塗りだったりと、経験を活かして多才になってますね。(ところで料理の方はうまくなってるんでしょうか……まてきさまどこに行く!)

 p191左8コマ目、シャミ子の「・・・でも桃だって私的には華があるっ!!」のセリフ、とても良いですね、これは桃シャミ考察の上では重要なワードだと思います。以下は私見ですが、「私的には」の部分、自分は桃のことを他の人より良く知っている、という感情が見え隠れしてる気がします。それにしてもシャミ子がやきもちを焼いているところにひょいと現れ、シャミ子の気持ちを引き出している杏里ちゃんもさすがですね。ところでシャミ子は何に対してやきもちを焼いているのかというと、桃よりもミカンの方がすぐに溶け込んで人気者になっているからであって、あくまで自分とミカンを比べているわけではないと思います。そうすると、やはり杏里ちゃんの言っている通り、シャミ子はミカンよりもちよもも推しということになるのではないかという気がします。でなければミカンが人気者になっても「溶け込めてよかった」で安心して終わりでしょうし。

 そういえば桃が体操着の上から例のクリーム色パーカーを羽織っているのはやっぱり傷を隠すためなんでしょうかね。細かいところまで気を配って描いてあります。

 最後の2ページ、ミカンの呪いの核心に迫る展開となりましたね。シャミ子と桃がともにミカンを助けようとするという、これまた気になる展開になってきました。しかも一本目で小倉さんが渡したマリモがここで早速出てくるとは思っていませんでした。最後のページの右2コマ目から、シャミ子が夢魔の自覚をもってミカンを助けたいと思っているのが感じられて鳥肌が立ちましたよ。ところでシャミ子たちがミカンの部屋に入った時、ミカンが荷物をまとめてるようにも見えるんですけど、まさか夜のうちに桜ヶ丘を出ようとしていたんでしょうか……そう考えると結構ミカンの抱える問題も重たいですね。ミカンの呪いが解決するよう、来月以降のまぞくと眷属に期待したいと思います。